物語とキャラクターとその意味と

周りの人間が意外にオリンピックに興味がなく、昨日4時ぐらいまでカーリング見ちゃったよ〜とへらへらしていると、お前寝不足で仕事やる気あんの?みたいな雰囲気になっちゃう感じがもう敵がすぐそばにいるよね〜と。カーリングなんてやったこともなければ(生で)見たこともない競技に盛り上がれちゃうのは、HDなテレビモニターの臨場感のおかげでもあるけど、やはり物語としての感動があるのです。前回のOP代表頑張ってたなーと小野寺林がいた4年前を思い起こしながら、残留メンバーもいてまるで好きだったアニメの2期がやってるような感慨があります。これって、カーリングのスポーツとしての面白さを楽しんでいるわけではなくて、そこにいるキャラクターと彼らの背景話にひかれ、まあOPが終わったらDVDでシムソンズあたりを見て消化するはなしと捉えるのが極めて妥当に思えます。そんなふうにOPって共感して泣けるストーリーの詰め合わせだなあとか考えるのもセンスに欠けるわけですが、勝手に描いたストーリーを選手に押し付けて日本代表として云々みたいなことをいうのも同様にセンスがないわけです。微妙な話はこれまで通りマスメディアが最適値を見つけてくれればいいなあと思いながら最近はネットのノイジーマイノリティがやたら目立ってちょっと気味悪い感じで。マスメディアを持ち上げるわけではないけれど、物語が不足して、古き良き〜まで遡らないとなんにもないかのような今、自由闊達はいいにしてもネットは何を生み出していけるのカナと、もはやツイッターにもつぶやかないぐらいの独り言は以上。