ユートピア

個がなければ平等で争いも無く平和なのです。でも個を確立することが自由でありすばらしいことだとするならそこには両立しないものがあることもまた摂理。流れる時間の中に中庸なるユートピアを探し続ける世界にいて、個を消すような集約的労働の日々と自己表現したいという願望が当たり前に内在する自分自身。その葛藤は逃避か克服以外の解決を見ないことをまずは自覚すること、そこからユートピアへの道ははじまるように思います。