クルマの新機能をまとめてみる2(車に詳しくない人向け)

1からの続きです。

カメラは単眼と複眼というのがあって複眼だと距離測定ができる(人間の目と同じですね、2つの目で焦点を合わせて前後の距離を把握できるわけです)のですが、日産のは全部単眼カメラのようです、違ってたらごめんなさい。


カメラを使った走行支援としては、車線逸脱防止支援システム(LDW/LDP)があります。(ちょっと古い車種だとレーンサポートというのでしょうか)


・車線逸脱防止支援システム(LDW/LDP)
ドライバーが意図せずに、車両がレーンマーカーに近づくと、LDW(車線逸脱警報)による警報(表示とブザー音)とともに、LDP(車線逸脱防止支援システム)により車線内に戻す方向の力を短時間発生させ、ドライバーが車線内に戻す操作を促します。


このあたり、実際に使ってみないと便利なんだか本当に役に立つんだか、よく分かりませんねぇ。まあフーガ、スカイラインにしか搭載されていないので私には関係ない話ですが。

次はこれです。
・バックビューモニター
・フロントサイドビューモニター


・バックビューモニター
シフトレバーを「R」に入れると、自動的に車両後方がカラーでモニターに表示されます。また、ステアリング操作に連動した予想進路線が表示されるので、駐車時などでも安心。スイッチによりサイドブラインドモニターの画像への切替も可能です。


・フロントサイドビューモニター
T字路や見通しの悪い交差点などで、左右の道路状況をモニター画面で確認できます。運転席からは見えにくい前端部をとらえ、モニターに映し出すナンバープレートリム付「フロントサイドビューモニター」。


バックビューモニターはほとんどの車種でオプションがあります、軽にもつけられるようでもはや今のユーザーにはなくてはならない機能のようです。へー、11年前の車をずっと乗ってる私は知らなかったなあ。逆にフロントサイドビューはあまり使う機会がないようで、交差点でクルマの頭を出して左右をカメラで覗くって言うのは確かにないよなあと思いました。


こちらもかなりの車種でオプションがあるようです。横付けに便利(特に暗所で)なようです。
・サイドブラインドモニター
助手席側ドアミラーに内蔵されたカメラにより、見えにくい左側前方をモニターに表示。高感度赤外線CCDカメラで昼夜を問わず鮮明な画像をカラーで表示できます。


そして、結構究極的ですが、アラウンドビューモニター。
・アラウンドビューモニター
アラウンドビューモニターは、車両の前後左右に取り付けたカメラの映像を合成し、路面の駐車枠と自車両の位置関係をインストルメントパネル上のモニターに表示します。これによりパーキングスペースに簡単に駐車できます。他社に先駆けて採用を進めているバックビューモニターとサイドブラインドモニターをさらに進化させ、自車の周りの路面をリアルタイムでわかりやすく表示する、実用性の高い技術です。


自分の車を外から見れるわけか、凄いね。ガンダムも360度カメラだけじゃなくてアラウンドビューも必要だったね(なんのこっちゃ)。


カメラはこんなところのようです。
他にも、超音波センサー(前後のコーナーに取り付け障害物の接近をアラートする)、力学センサー(雨滴感知式オートワイパー)、光センサー(自動防眩ルームミラー)などがあったり、センサーではないけどアクティブAFS(ハンドルの蛇角にあわせてヘッドライトの向きが変わる)というザクのモノアイみたいなものもかなりの車種に標準搭載されているようです。いや、知らなかっただけで結構凄いな。


最後に、安全運転支援システム(DSSS)が稼動し始めているというはなし。
・安全運転支援システム(DSSS)
見通しの悪い交差点において、路上のインフラ設備との通信により、音声ガイドとナビ画面表示でドライバーに、交差点におけるさまざまな危険(出会い頭衝突、一時停止規制見落とし、信号見落とし、赤信号停止車への追突)への注意を喚起します。なお、注意喚起の必要性は走行状況に応じ、クルマが判断します。


今のところ新しいフーガのみの機能のようですが、インフラを使った走行支援とレーダーを使った走行支援の両方でかなり安全(自分が安全というだけでなく他人にも害を及ぼしにくくなった)な走行システムが出来つつあるようです。将来は完全にオートクルーズできるようになったりしちゃうのでしょうか。自分でアクセル踏んで走りたいって人は社会の厄介者になって、警察も交通違反がなくなってお役ごめんとか。まあこの辺の話はクルマを普通に使っている人は知っている話なんでしょうが、私自身としてはとても勉強になりました。