なつかしい漫画

往年の少年ジャンプの人気連載「封神演義」、なつかしくて昨夜一晩中読んでました。15年ぐらい前かな?当時は途中までおもしろかったけど終盤意味が分からなかったという印象でしたが、やはり大人になると理解力がついてくるのか、昨日はああなるほどと思えて、なんてスマートなハッピーエンドなんだと良い気分になれました。悪者が(ほぼ)いないっていう話は、メルヘンかもしれないけど癒されますしジャンプってこうだよねと再認識。いやあ、ほんと名作です。


当たり前すぎる話ですが、読み手のシチュエーションの問題が大きいわけですよね。週刊誌で話を追うだけだと一週間にほんの十数ページ、一気に読めないと忘れてしまいます。ちょっとした短いエピソードが挟まれたりして、話の本筋が分かりにくくもなります。パラレルな話が展開される場合は映画や小説のほうが理解できる。せめて単行本で一気読みしないと分からないような話も平然と週刊誌にあったりして困ります。


でも一つの作品と長い時間を共有できるという点では週刊誌は優れていて、15年たった今でもこうして読み返してみたくなる作品であるのは、この作品がジャンプに連載されていたからなわけです。なんか、こういう人の人生と折り重なっていくようなことっていろんなことに拡張適用できる貴にもなったりしました。